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【談らん】 広尾で「夢乃舘」を運営 吉田 慶三さん

2009年12月08日 16時04分

□■□ 十勝開拓の苦労感じて □■□

「子供やお年寄りに見てもらいたい」と話す吉田さん

 十勝開拓草創期からの農具に始まり、明治30年代の茂寄村(現広尾町)の商家の出納帳、昭和天皇即位記念の掛け軸、大正から昭和初期の教科書、太平洋戦争末期の軍用馬車に使われた木造車輪…。歴史学者や民俗学者が垂涎(すいぜん)しそうな資料数百点が所狭しと並ぶ。

 広尾町豊似で古民具などを収集展示する「夢乃舘」をオープンさせて3年目を終えた。「訪れた人が自分の家にも古い物があると、どんどん寄贈してくれた。さすがに十勝で最も歴史ある地域」と笑う。

 同舘は酪農業などを営んだ妻澄子さん(61)の実家だった場所にある。喫茶コーナーのある施設は1903年に建設された母屋をリフォーム。古民具を展示する収蔵庫は、依田勉三の青春を描いた映画「新しい風」のロケセットを移築した。いずれも趣味の大工技術を生かして仕上げた。

 大樹町生花で育ち、勉三の遺品を宝物にする友人に触発されたのが、古民具収集の原点。「十勝開拓に従事した人たちの苦労を少しでも感じてもらえれば」。「夢乃舘」は来年も4月20日からオープンする予定だ。
(長田純一)

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