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特集

【サンデートーク】 増田 貴行さん

2009年07月05日 14時07分

Tokachiホコテンバーガー仕掛け人
帯広まちなか歩行者天国食・環境部会副部会長
増田 貴行さん(34)

食材の素晴らしさ伝えている実感

 4年目を迎えた帯広まちなか歩行者天国(ホコテン)。今年度の目玉の1つは「Tokachiホコテンバーガー」の販売だ。全粒粉使用のパン、ラクレットチーズ、牛、豚の合いびき肉を組み合わせ、十勝産食材を100%使用。毎回、瞬く間に完売している。バーガーにはスタッフの「地産地消」への願いが。「仕掛け人」の増田さんに製作の経緯や、十勝の「食」へのこだわりを聞いた。
(文・伊藤寛、写真・塩原真)

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食で十勝良くしたい
 −製作のきっかけは。
 長崎県佐世保市で全国的に有名な「佐世保バーガー」を食べたのがきっかけ。視察して「佐世保バーガー」を食べた長尾将克さん(ホコテン実行委事務局長)に「十勝でも作れないかな」と相談を受け、出張した際にバーガーを食べました。すごくおいしかったのですが、佐世保バーガーは食材そのもののPRが少なかったことが気になりました。食に携わる仕事をしている以上、(農業を基幹産業とする)十勝を良くしたいという気持ちは強く、ホコテンで1つでも形になるものを作りたかった。私の会社の社訓は「夢をつくり、夢を語ろう。そして夢を形にしよう」。まさにその通りの行動をしたいとの思いで、チャレンジしようという気になりました。

−販売した感想を。
 とにかく楽しい。普段は農家と実務者の「懸け橋」のような仕事をしていますが、売るだけでなく、安全安心な十勝産食材の素晴らしさを伝えています。その点はホコテンの活動も同じ。食べた人の笑顔で「十勝の食材はこんなにおいしいんだ」とPRできている手応えがある。ホコテン実行委には、杉山輝子さん(満寿屋商店会長)や藪田秀行さん(やぶ田ファーム社長)ら「地産地消」にこだわりを持ち「食」に携わる人が多い。同じ志で取り組み、「ホコテンバーガー」はあっという間に完成しました。

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材料の幅広げたい
 −十勝の「食」に対する思い入れを。
 今年度のホコテンもあと10回近く残っており、バーガーもまだ開発の余地があります。「こんな食材もあるよ」と声をかけてもらい、材料の幅を広げられれば。たくさんの食材を集め、お客さん自身にオリジナルのハンバーガーを作ってほしい。

 十勝の農作物は本州に出荷される「換金作物」としての位置付けが普通になっていますが、改めて十勝の「食」に触れることで、ありふれている物の素晴らしさを感じてもらえればと思います。


 ますだ・たかゆき
 1975年帯広市生まれ。帯広柏葉高卒。建築関連の会社などに勤めた後、2005年に雑穀集荷・販売業の山本忠信商店(音更)に就職。現在は営業部雑穀課主任。妻の牧子さん(32)との間に2女。趣味は昨年100を切ったゴルフと「奥さんかな」と照れながら話す。

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