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特集

【サンデートーク】 中西 千尋さん

2009年06月28日 14時39分

第7回北の大地ビエンナーレの実行委員長
中西 千尋さん(60)

イベントも充実 魅力いっぱいに

 “アートの村”を舞台に2年に一度開かれる絵画展「中札内村北の大地ビエンナーレ」。第7回の今年は全国から過去2番目に多い1117点の応募があり、7月19日からの展覧会(会場・中札内村文化創造センター)で入賞・入選作が紹介される。実行委は前回から、村民ボランティアを中心とする組織に大きく様変わりし、関連イベントも充実。準備の先頭に立つ委員長の中西千尋さんに、同展への思いを聞いた。(文、写真・菊池宗矩)

 −ビエンナーレの歩みと概要を。
 1996年に第1回を開きました。4000人の小さな村ですが、きれいな空気、清流日本一に輝いた水、農村風景などを、次代を担う子供たちに残したい。そんな思いを込めて始めました。今回は全国各地から1000点を超える応募があり、5月16、17日の審査会で、20歳の女子大生の作品が大賞に選ばれました。入賞、佳作、入選の計166点は、7月19日から8月9日まで文化創造センターに展示されます。

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村民有志中心に
 −前回から実行委の体制が変わりました。
 帯広市との合併問題で開催が1年ずれた年があり、これが契機となって、それまでの村主導の組織から村民ボランティアを中心とした組織に生まれ変わりました。老人クラブの高齢者やJA、学校、役場職員、商工会会員ら幅広い村民ボランティアで構成されています。第7回展に向けては、1年半前に立ち上がり、事業企画から取り組んでいます。審査会では、延べ150人以上がかかわりました。空き店舗のシャッターに絵を描く「飛び出せビエンナーレ」や、展覧会会場でのコンサートなど関連事業を増やしています。

−応募・集客増への取り組みは。
 前回からサイズの上限を30号から20号にした結果、女性の出品が増えました。今回は下限も設けなかったこともあり、はがき大の作品もありました。また、新たにブログを開設し、同展の魅力を発信しています。開催時期を花フェスタに合わせたり、村民には招待券を配るなどの工夫をしています。

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地道に継続
 −開催への意気込みを。
 全国の作家が抱く“北の大地”への思い、イメージが詰まった作品が一堂に会します。入場者が投票する「あなたが選ぶ北の大地賞」、村民が参加するクラシックコンサート、授賞式や審査委員の講評を行うオープニングセレモニーなど、魅力がいっぱいです。10回・20年の区切りを目指し、地道に取り組みを継続していきたい。


 なかにし・ちひろ
 1948年、中札内村生まれ。京都大谷専修学院を卒業後、実家の真宗大谷派・同朋寺(村上札内)の住職を継ぐ。北の大地ビエンナーレでは、第1回から5回まで企画委員長。前回から実行委員長。平原社会員。浄(きよ)夫人(59)との間に2男。

6~12時 12~18時
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