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「絵画と写真の交差 印象派誕生の軌跡」会期終盤 ファンでにぎわい

2009年03月20日 14時53分

「写真と絵画の関係よく分かる」

会期終盤でにぎわう「絵画と写真の交差」展(20日午前11時半、山下僚撮影)

 道立帯広美術館で開催中の十勝毎日新聞創刊90周年記念事業「絵画と写真の交差 印象派誕生の軌跡」(同美術館、帯広市、十勝毎日新聞社など主催)が会期終盤を迎え、にぎわいを見せている。20日は午前中から多くの美術ファンが訪れ作品を鑑賞、絵画と写真の関係について知識を深めていた。25日まで(23日定休)。

 19世紀前半に発明された写真技術は、新しい視覚体験を人々にもたらした。ヨーロッパにおける絵画はもともと理想を込めて再現する世界だったが、写真の誕生により、絵画の伝統を根底から揺り動かしたといわれる。

 今回の展覧会では、海の写真にヒントを得て描いたクールベ、自らを写真家と称していたドガ、光と色彩の変転を描き続けたモネら、印象派やその関連作家の絵画作品を紹介。また、それらと同時代の写真作品や写真の歴史をたどることのできる資料などを展示し、「絵画」「写真」という2つの視覚技術の展開と相互関係を検証する。

 鑑賞に訪れた音更町の伊藤信二さん(49)は「写真と絵画の関係がよく分かった。ガーデン関係の工事に携わっているので、光と影の関係が勉強になった」と話していた。

 展覧会の開館時間は午前9時半−午後5時(入場は同4時半)。観覧料は一般1050円、高校・大学生650円、小・中学生300円。問い合わせは同美術館(0155−22−6963)。
(成田融)

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