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「絵画と写真の交差 印象派誕生の軌跡」ギャラリートーク 私の視点 齋藤さん

2009年03月14日 16時08分

光による視覚の変化試す
 NPO十勝文化会議美術部会 齋藤隆博さん

 モネは晩年に「睡蓮」をよく描いていました。スイレンの花を描きたかったのではなく、水面の瞬間をとらえたかったのだと思います。スイレンの花はその手がかりにすぎません。

 赤と緑を混ぜれば白に近くなっていきます。モネをはじめ印象派の画家たちは黒を嫌い、光によるこのような視覚の変化を画面で試そうとしたのです。水面に揺らめくように映り込む木の影、空をまるで抽象画のように描いています。一瞬の水面をとらえるという意味では、写真も絵も共通しているのではないでしょうか。

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