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特集

【創る】 ゲゼレ工房の畜産加工品

2009年03月09日 15時25分

陸別・授産施設みどりの園

町内外産のサクラのチップを使い燻煙を行う

ドイツ伝統製法、燻煙も薪で
 「ウインナー粗挽き(あらびき)」を70度のお湯で約10分、温めた後、フライパンで焼き目を軽く付けてから口に運ぶと、パリっとした皮に続き、香辛料の香りとジューシーな豚肉の食感が口の中に広がる。ドイツの伝統的な製法にこだわり、添加物の使用を最小限に抑えた自然派ならではの深い味わいだ。

 社会福祉法人十勝北勝光生会(月居勇志理事長)が運営する知的障害者授産施設みどりの園の、利用者の自立支援に向けた活動として1988年にスタート。先代の工場担当者が、ドイツの製法でソーセージなどを手作りしている群馬県の工房で修行した。

手作りにこだわり香辛料の香り豊かな製品

 素材本来の味を引き出すため、生肉を氷で冷やしながら混ぜる「氷温熟成直火製法」を採用し、燻煙(くんえん)機もガスや電気を使わず薪(まき)を使う。素材の豚肉は十勝産を主に道内産の生肉、製造に使う機械や香辛料はすべてドイツから輸入している。

 現在は粗挽きウインナーやフランクフルター、ベーコンのほか完全無添加のホワイトソーセージ「シュワインツ・ブルスト」など11種類を販売。添加物の使用を最小限に抑え、素材や手作りに力を入れているため、値段は大量製造のものより高いが、消費者や管内外のレストランから高い評価を受けている。

 工房名のゲゼレはドイツ語で職人の意味。高橋友明支援員は「常に鮮度の良い素材を使い、手作りにこだわった製品を作り続けていきたい」と力を込める。
(宮木宗久)

<メモ>
陸別町陸別原野分線8。電話0156−27−2911。道の駅・オーロラタウン93りくべつ、あしょろ銀河ホール21などのほか、ホームページ(http://shop.dhf.rikubetsu.or.jp/)でも販売。ウインナー粗挽き472円、シュワインツ・ヴルスト441円、ベーコン1102円など。

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