特集
【文化この1年】4≪写真・映画編≫
写真家の荘田さんが市文化賞に
松山千春さん半生描いた映画完成

松山千春さんの半生を描いた「旅立ち〜足寄より」のロケ現場。来年1月に全国で封切られる(3月16日撮影)
帯広市文化賞に写真家の荘田喜與志さん(帯広)が選ばれた。趣味で撮影してきた写真が、継続することで貴重な歴史的資料となった。長年の努力の積み重ねが認められたもので、今年の十勝の写真界では最大の朗報と言える。
日本の原風景を後世に残すことが目的の「よみうり風景写真コンテスト」(読売新聞社主催)で、帯広市のフジ防災社長佐々木義盛さん、音更町の主婦田中ツヤ子さんが共に2年ぶり2回目の入選を果たした。
第30回よみうり写真大賞(読売新聞社主催)ファミリー部門「春」では、帯広市の秋國為八さんが孫を写した「メイクレッスン」が入選。秋國さんは3年連続での入選、入賞となった。
第23回全十勝写真公募展(NPO十勝文化会議など主催)では、清水町の池原良徳さんの「おともだち」が最優秀賞に輝いた。
8月に旭川市で開かれた「第61回日本肖像写真協会北海道大会」(同協会主催)で、帯広市のフォトアートスタジオ「伊豆倉写真館」の伊豆倉淳代表が、上位3番目に当たる秀作賞を受賞。20年以上前から毎年応募を続け、うれしい初の上位入賞となった。
映画の分野では、足寄町出身の歌手松山千春さんの半生を描いた「旅立ち〜足寄より」(今井和久監督、エム・エフボックス配給)が完成。3月から6月まで同町内で行われた撮影には、町民がエキストラなどとして協力した。11月に道内で先行上映が始まり、来年1月に全国で封切られる。
来年2月公開の「旭山動物園物語−ペンギンが空をとぶ」(マキノ雅彦監督、角川映画配給)の撮影が、2月におびひろ動物園(帯広市緑ケ丘2、大西正典園長)で行われた。“日本一の動物園”と称されるまでに成長した旭山動物園の軌跡や生命の尊さなどを描いている。10月に東京で開かれた第21回東京国際映画祭に「足寄より−」とともに出品された。
11月には帯広出身のアニメーション映画監督安藤真裕さん(41)=東京=の作品「ストレンヂア 無皇刃譚(むこうはだん)」(松竹配給)が、米アカデミー賞長編アニメーション部門の14候補作の1つに選ばれた。昨秋全国公開された安藤監督の初監督作品で、チャンバラアニメを日本独自の手描きアニメーションで力強く表現している。来年1月22日に5作品がノミネートされ、2月22日に受賞作が発表される。
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