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【文化この1年】2≪演劇・舞踊編≫

2008年12月25日 15時39分

地元の劇団が精力的に公演
十勝に新たなダンスの息吹も

十勝に新たなダンスの息吹を吹き込んだベリーダンスショー(10月)

 今年は地元の劇団が積極的な公演活動を展開した。1月には劇作家、平田オリザさんが帯広の劇団「演研」(片寄晴則代表)に書き下ろした「隣にいても一人」を同劇団が東京で公演したほか、8月には「隣にいても一人 関西編」(アゴラ企画、劇団演研など主催)を帯広市内の演研茶館工房で披露。同じ演劇でも脚色や方言の違いで新鮮な印象を与えた。

 今年創立40周年を迎えた帯広の「劇団扉」(石田昌志代表)による公演「ら抜きの殺意」が2月、「見果てぬ夢」が10月に、いずれも帯広市民文化ホールで開かれ、地元の“老舗劇団”が深みのある演技を展開した。

 刑務所や少年院などで慰問活動を中心に展開している帯広市のNPO法人劇団「ほうき座」(佐藤秀麿理事長)も、「絆(きずな)」(5月)、「柴田さん」(7月)、「今夜はスキヤキ」(11月)の一般公演を次々と開催。地元劇団の底力を見せつけた。

 また、おびひろ市民ミュージカル(obiカル)の「クリスマスボックス」(2月)、帯広児童劇団の第22回公演「れんげまんだら」(11月)、親と子のミュージカル劇団パズルの第6回公演「十一匹のネコのクリスマス」(12月)も観客動員数が多く、ミュージカル人気の根強さを示した。

 11月に釧路市で開かれた第58回全道高校演劇発表大会では、帯広柏葉高校演劇部が2年ぶりに最高位の最優秀賞に輝き、来年7月に三重県で開催される「全国高校演劇大会」への出場権を獲得。「創作脚本賞」とのダブル受賞も初めて果たした。

 洋舞の世界では、帯広在住の舞踏家茶畑美智子さんが2月にアートパフォーマンス「生命のダンス」を帯広市内の「ホシビル」で開催。観客を幻想的な世界に引き込んだ。

 11月には帯広のアンジュバレエスタジオ(前塚典子代表)の第10回定期発表会が昼の部と夜の部の2回、帯広市民文化ホール・大ホールで開かれ、総勢約100人の研究生たちが華麗な演舞を披露した。

 松本道子モダンダンススタジオ(松本道子さん主宰)の研究生による第42回発表会も、音更町文化センターで開かれ、幻想的な身体表現で月にまつわる物語を彩った。

 一方、中東発祥の女性による即興の踊りベリーダンスのショー「Very Belly Night」が10月に初めて帯広市内のオリエンタルダイニングカフェ南国屋で開かれ、十勝に新たなダンスの息吹を吹き込んだ。

 バトンの分野では、10月に帯広バトントワラーズの第29回発表会が帯広市民文化ホール・大ホールで開催。幼児から大人まで約110人が華麗な演技を披露した。11月には本田佳子バトン&タップダンススタジオ(本田佳子さん主宰)の発表会「カラー・コレクション2008」が同ホールで開かれ、「色」をテーマにした華やかなバトンと踊りで、満員の観客を魅了した。

 さらに、競技ダンスの世界では帯広市内のダンス教室「土居ダンスアカデミー」(土居眞也代表)でインストラクターを務める岩淵千尋さんが、札幌市で開かれた「全道クラス別ダンス競技大会」(日本ボールルームダンス連盟北海道総局主催)に初めて出場し、プロD級スタンダード部門で4位に入賞。競技ダンスの世界では久々の快挙となった。

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