特集
【頑張っています!−輝く建設ウーマンたち−】(1)
2008年12月16日 15時55分
十勝では建設関係の行政機関や業界で、大勢の女性が活躍している。第一線で働く4人に女性の視点で建設業の魅力、自身の奮闘記、将来の目標を語ってもらった。
北裕建設(本社帯広)常務 徳井 郷子さん(55)
重責担い主婦業こなす日々

<プロフィル>帯広市出身、帯広柏葉高校、弘前大学(青森県)教育学部卒。趣味は料理。社長の裕信さんとの間に1男1女。
青森県で小・中学校教諭を務めた異色の経歴の持ち主。結婚を契機に教員を退職、帯広に帰郷した。夫・裕信さんが同社の経営を始めた1991年以降、会社を手伝うようになったのが業界に入るきっかけ。徐々に魅力にとりつかれ、2000年、2級管工事施工管理技士の資格を取得。01年に1級土木施工管理技士、02年には1級造園施工管理技士の資格も取得、いつの間にか大黒柱となっていた。
苦労もあったが、持ち前の行動力で目標を実現。資格取得へ向け勉強を重ねていた当時、子供たちは育ち盛り。「弁当作りもあったので、午前4時半から90分間を勉強時間に充てた」と振り返る。現場責任者を担う現在も、休憩の合間に夕食の買い出しを行い、てきぱきと主婦業もこなしている。
多忙な日々が続くが、「建設業は流した汗が形として残る喜びがある。人々との触れ合いも魅力」。業界では数少ない女性の現場責任者に、親しみを感じる地域住民も多い。牛乳の差し入れもあったという。
公共工事が削減され、建設業界は冬の時代。「民間工事開拓など事業の幅を広げることが重要。業界の女性が持つ堅実性や優しさが活力になれば」と話している。
(丸山一樹)
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