■「時折、形を成す中小210の断片」
本物の馬のがい骨に金ぱくを張りつめ、天井からつるして展示。博物館の標本ではなく、骨の一つひとつが十勝のさわやかな風に揺られることによって、黄金の馬が生命を吹き返すだろう。一獲千金を求める人間たちの、一瞬の幻影のように…。複雑な形状の骨にのりで金ぱくを張るのが根気の要る大変な作業だが、サポートスタッフたちが真剣に取り組んでくれているので、満足のいく作品ができそうだ。
ほかに、厩舎(きゅうしゃ)内の壁に馬の影を映しだし、失われた馬たちの記憶をシルエットでよみがえらせる「馬についての脈絡のない想像の現代キッチュ風シャドーレンダリング」と「中国製、インド製、タイ製、その他原産国不明の馬たち」を出品。
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