このページは十勝毎日新聞に掲載された
記事をもとに掲載・再構成しています。
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【2002年4月20日紙面 より】

過去の作品やプロジェクト紹介
函館でインゴギュンター氏が講演


公立はこだて未来大学の学生に講演するインゴ・ギュンター氏


【函館】とかち国際現代アート展「デメーテル」(7月13日−9月23日)の参加アーティストの1人、インゴ・ギュンター氏による講演会が18日、公立はこだて未来大学で開かれ、学生らを前に、メディア・アーティストとして取り組んだこれまでの作品やプロジェクトなどについて講演した。
 ギュンター氏(ドイツ出身)は米国ニューヨークを拠点に活動、都市や社会の問題に鋭く切り込む“メディア・アートの革新者”と評されている。今回は「デメーテル」のプレゼンテーションのため来日、未来大には2年次学生のコミュニケーション授業の一環として招かれた。
 同氏は「ワークス・アンド・プロジェクツ1984−2001」と題し、87年の「ドクメンタ8」(ドイツ)で発表した「K4(C31)」など一連の作品について、その概要や制作意図などをスライドを交えて講演。
 テレビアンテナやモニターなどに着眼したプロジェクトに関しては「過去に実際そこで何があったのか、その記憶をテクノロジーを用いて人々の前に呼び起こす。そのことを提示した」と述べた。
 講演後は学生や担当教官らとの質疑もあり、同氏はこの中で「情報は受け取るだけのものでなく、どういう価値を持つのかが今問われている。情報をさまざまな角度・視点から見ることで、違う価値もまた見えてくる」と話した。


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