昨年はファン投票1位のフクイズミ号が優勝、真夏の人気重賞「ばんえいグランプリ」が新年度は最高グレードに昇格する
真夏のヤマ場レースに
ばんえい十勝は4月24日に開幕する2010年度の開催で、重賞25レースの日程を決めた。これまでは年末〜3月にかけてクライマックスを設けてきたが、きゅう舎関係者の提案も受けて夏にもヤマ場を設ける大改革に踏み切る。ファン投票によって出走馬を決める真夏の名物レース「ばんえいグランプリ」(8月15日)を最高グレードのBG(ばんえいグレード)1に昇格して前半戦のクライマックスとして盛り上げる。また、年末の12月に世代対抗の重賞を新設、レース名を公募する。
新年度の重賞は開幕を飾る「ばんえい十勝オッズパーク杯」(4月25日)に始まり、最高峰の「ばんえい記念」(来年3月27日)まで計25回。新設は年末の新重賞のほか、特別競走の「はまなす賞」(7月25日)、同「ポプラ賞」(来年3月20日)が重賞に昇格する。
例年、ばんえい十勝は年末・正月開催から、3月の「イレネー記念」「ばんえい記念」にかけて冬中心にクライマックスを迎えるが、新年度は「夏のナイターで人気を集めているグランプリを、ばんえい記念同様に重要なイベントに」ときゅう舎関係者の提案を受け、ファン投票で出走馬を決める「ばんえいグランプリ」をBG1として、重要レースに育てていく。きゅう舎も夏の暑さに弱い競走馬の調整を工夫して、出走馬の確保に努める。
年末に新設の世代別対抗重賞は、3歳から7歳以上の5カテゴリーごとに賞金上位の2頭ずつを選抜、若馬のホープと古馬が対決する注目レースとする。レース名は公募する。また来年1月30日の「ヒロインズカップ」を中心に第22回開催(同1月23〜31日)は各世代の牝馬限定競走を設け、「プリンセスシリーズ」として厳冬の十勝を牝馬の華やかな戦いで飾る。
各重賞では、優先出走権を設定したトライアル競走も整備、「各重賞に向けた盛り上がりも図ることにしたい」(オッズパーク・ばんえい・マネジメント)としている。(横田光俊)