ナイター競馬を撮影した写真と松井さん
新生ばん馬写した166枚
新生ばんえい競馬の撮影を続ける写真愛好家、松井和實さん(79)=帯広市在住=の個展が、町下音更北9線の柳月スイートピアガーデンで開かれている。イルミネーションが輝くナイター競馬の写真を中心に、3年間撮りためた大小166枚を展示している。今月末まで。
NPO法人とかち馬文化を支える会とリッキーハウスの主催。松井さんは同競馬が存廃問題で揺れた2006年ごろから帯広競馬場で撮影を始め、同法人の顧問も務める。
もともとは独立行政法人家畜改良センター十勝牧場(町駒場)をフィールドに農用馬(ばん馬)を中心に撮影していたが、「存続運動に携わり、人情味あふれる調教師やばんえい関係者と接するうちに、のめり込んだ」という。
特にナイター開催期は毎日のように通い、観客席2階の“指定席”から愛用のデジタルカメラとズームレンズを使い、照明を浴びて幻想的に浮かび上がるレースの模様を好んで撮影。カメラの感度、画素数、シャッター速度などを微妙に調整し、難しい夜間撮影を成功させている。会場にはこうした作品ほか、馬の吐息まではっきりと分かる真冬のレースの写真もある。
松井さんは「写真を通じて、ばんえいの美しさなど魅力を伝えたい」と話している。4月からは帯広競馬場でも展示する。(酒井花)