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ばんえい十勝は27日、1月に導入したランダム5重勝単勝式勝ち馬投票券(オッズパークLOTO)で発売額が国内史上最高の715万1500円を記録した。
同競馬の5重勝は前回の開催日まで6日連続的中がなく、キャリーオーバーが816万8182円と最高額に達していた。これが人気を呼んだ。国内5カ所の地方競馬で実施している同馬券で、2月4日の園田競馬(兵庫県)での発売額593万3800円を上回った。 今回の的中は4票で、一口当たりの払い戻し金額は336万1500円だった。インターネット投票サイトのオッズパーク(http://www.oddspark.com/)で発売している。購入単価は100円。(横田光俊)
ばんえい十勝最高峰のレース「第42回ばんえい記念」(3月28日)の日に、帯広競馬場3階の有料観覧室「プレミアムラウンジ」で観戦する特別プランを27日に予約受付開始したところ、44人分が即日完売した。
同競馬の運営を受託するオッズパーク・ばんえい・マネジメント(OPBM、新名貴之)が、オリジナル弁当、著名人の立ち予想など込みで5000円の料金で企画。1トンのばんえいソリを引き、ひたむきにゴールを目指す同記念を「ゆったりとしたスペースで熱く観戦できる」とPRした。 昨年も同プランは好評だったが、今年はさらに人気が沸騰。「現在はキャンセル待ちをお願いするしかない」(OPBM)とうれしい悲鳴。赤字累積で再び存廃の危機にある同競馬だが「ばんえい記念だけは別格。この日は全道・全国から集まるお祭りの日だ」と熱心なファンは早くも1カ月後の決戦の日を楽しみにしている。
ばんえい競馬馬主協会(大野清二会長)は28日の重賞「第31回チャンピオンカップ」に合わせて、当日の第7レースから同カップ(第11レース)まで5レースの自分の予想をファンが公開、的中トップの人には3万円分の馬券購入券が当たる初の「公開予想大会、ついてる奴に乗れっ!」を帯広競馬場1階中央特設コーナーで行う。
「自分の予想を公開、皆で楽しみ、予想の参考にする」という新企画のイベント。確定前馬券3000円以上の提示で参加、抽選で選んだ20人の予想を張り出し、これを参考に会場のファンも的中率の高い予想に乗っていく「公開予想大会」だ。的中1位3万円分、2位1万5000円分、3位5000円分、4〜20位1000円分の馬券購入券が当たる。午前11時から受け付け開始。 同会場では同時刻から馬主協会による抽選会「高確率当選!運試し勝負!」も同時開催する。確定前馬券1000円分提示で、馬券購入券1000円分が77本当たる。全200本の抽選で当選確率約39%と高め。 またこの日は午前10時の開門から先着100人の子供と女性に「ひなあられプレゼント」も行う。問い合わせはオッズパーク・ばんえい・マネジメント(電話0155・34・0825、競馬場内)へ。
「世界唯一のばんえい競馬を生かさないでどうする」と訴える古林教授 古林教授、講演で強調 累積赤字が1億円を超える見通しとなり、再び「存廃の瀬戸際」にあるばんえい十勝の経営問題について、北海学園大の古林英一教授(環境経済学)は26日夜、とかちプラザで行われたセミナーで「世界で十勝にしかないばんえい競馬を地域資源として生かさないでどうする」と帯広・十勝で同競馬の存在意義について本格論議を開始することを強く求めた。 NPO法人とかち馬文化を支える会主催の「第3回馬事知識普及公開セミナー」で講演。ばんえいきゅう舎関係者、管内の馬関係者ら約50人が聴講した。 古林教授は「北海道の馬と競馬の歴史」と題して、同競馬が24日の経営会議で運営受託のオッズパーク・ばんえい・マネジメントの今年度収支見通しが3800万円の赤字、累積赤字1億2400万円となり、新生競馬開始3年目で再び存廃の瀬戸際にあることを受けて講演した。 同教授は競馬法(1948年制定)が「地方財政の健全化」などを定めた競輪、競艇などほかの公営競技の法律とは異なり「法律の目的自体が存在せず、自治体の財政のために行うとはされていない」と指摘。「赤字を上回る経済効果があれば存在は正当化される。一時的な赤字で世界でここだけの十勝の文化を捨てるのか。地域振興をどうするか根本の問題だ」と、幅広い議論を始めることを求めた。 セミナーではこのほか、芽室町在住の作家・旋丸巴さんが「北海道の馬文化」、河合正人帯畜大准教授が「道産馬(どさんこ)の世界」のテーマで講演した。(横田光俊)
年間を通じて最も集客・売り上げが伸びる年末・正月開催を新年度は拡充する ばんえい十勝を主催する帯広市と、運営を受託するオッズパーク・ばんえい・マネジメント(OPBM、新名貴之社長)は、新生競馬4年目となる来年度(2010年度)の開催日程を決めた。150日の開催日数は従来通りだが、年間を通じて売り上げが伸びる年末・年始の開催を1日増やすため、これまでの25開催が26開催となる。今年度初導入したものの売り上げが不振だった「薄暮開催」(第1レース発走午後0時半〜最終レース同午後6時35分ごろ)は取りやめ、夏季は「ナイター」(同午後2時半〜同8時35分ごろ)のみとする。新年度開幕は4月24日、最終日は来年3月28日。原則土・日・月曜日開催は今年度と同じ。 同競馬は年間を通じて年末・正月開催が最も売り上げが伸びる。そのため新年度は年末を第19回開催(12月25〜27日、29、30日の5日間)として今年度はなかった12月29日も開催、正月開催を第20回開催(1月1〜5日の5日間)として集客・馬券販売の増加を狙う。 今年度は初の薄暮開催(30日間)を春・初夏(5月9日〜6月15日)と秋(9月26日〜10月19日)にナイター期間を挟んで実施、最終レース発走を午後6時35分ごろとすることで、集客とインターネット販売での売り上げ増も狙ったが、結果的に予算比約15%減と不振だった。このため新年度はこれを取りやめ、初年度(07年度)好調の原動力ともなったナイターを、観戦しやすい天候が期待される6月19日〜10月11日の51日間とする。 開催曜日は、08年度に実施して不評だった金曜日開催を祝日を除いて行わず、ファンに親しまれた「原則土・日・月曜日開催」を今年度同様に踏襲する。(横田光俊) |
