重賞レースの先導馬に騎乗した元高崎競馬騎手で歌手の福元弘二さん
ばんえい十勝は14日のバレンタインデーに重賞を除く全11レースを全国のファンが協賛する応援活動が繰り広げられた。元高崎競馬騎手で歌手の福元弘二さん(34)も重賞レースの入場で先導馬の騎手を務めた。企画には各地のファン84人が参加、応援メッセージ集『ばんえい競馬への愛言葉。』を騎手らに渡し、福元さんはライブ演奏で「地方競馬を守ろう」と訴えた。
東京在住の山内めぐみさんの企画で実現した。インターネットで11レース協賛、表彰式のプレゼンテーター参加、愛のメッセージを募集。『愛言葉。』はパンフレットにまとめ、車いすで暮らす伊藤君は「苦しいことがあってもみんなで応援し続けますのでがんばって」と言葉を寄せ、第9レースの表彰式で利別小の友達と一緒に菊池一樹騎手に手渡した。メッセージ集を見た騎手らは「感動した」。
この活動に参加した1人で元高崎競馬騎手の福元さんは、この日の重賞バレンタインカップ出場馬が入場する際に、ばんえいPR馬リッキー号に騎乗して先導を務めた。「モッチ」の愛称で人気を呼び、71勝を挙げながら2004年12月の高崎競馬廃止のため引退。先導馬での騎乗姿に「さすが元プロ。格好いい」と会場から声援が飛んだ。夕方から場内でライブ演奏を行い、新作のばんえい応援歌「バンバレ!」などを披露。「高崎競馬の最後の日は大雪で、最高峰の重賞レースが中止という悲しい幕切れだった。地方競馬をなくさないで」と熱く訴え、観客の心を打った。(横田光俊)