ばんえい最優秀馬 カネサブラック号
昨年、全国の地方競馬で最も活躍した新人騎手に贈られるNAR(地方競馬全国協会)グランプリ2009の優秀新人騎手賞に輝いた長澤幸太騎手(21歳、服部義幸きゅう舎)と、同年の岩見沢記念、北見記念など重賞5勝(全12戦8勝)の最強馬としてばんえい最優秀馬に選ばれたカネサブラック号(牡8歳、松井浩文きゅう舎、馬主はトーヨーファーム・工東哲夫社長、生産者は旭川・坂井牧場、松田道明騎手)の表彰式が4日午後5時半から東京・目黒雅叙園で行われ、全国の競馬関係者から祝福を受けた。
長澤騎手は昨年1月10日に初騎乗・初勝利を飾り、9月には重賞・ナナカマド賞をテンマデトドケ号で制して、ばんえい史上初のデビュー年重賞勝利を達成するなど同年に65勝と快進撃。一生に一度の名誉・新人騎手賞を受けた長澤騎手は共同記者会見で「たくさんの馬に乗せてもらって馬主さんをはじめ、きゅう舎の服部先生やスタッフに感謝の気持ちでいっぱい。昨年はけがをして(2週間休んで)しまったが、今年はけがをしないで1年をしっかり一生懸命やって、昨年より多く勝ちたい」と決意を語った。
最優秀馬のカネサブラック号の表彰式では馬主のトーヨーファーム・工東社長がNARの仲田和雄理事長から表彰の盾を受け取った。工東社長、2007年秋から全レースに騎乗する松田騎手とともに式に臨んだ松井調教師は07年度のトモエパワー号に続いて2度目の栄冠。「いい感じで来ている。この勢いでチャンピオンカップ(2月28日)、ばんえい記念(3月28日)もカネサブラックで勝ちにいく」と宣言した。(横田光俊)