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リッキー号の遊覧そりを楽しむ家族連れら(30日午前11時、山下僚撮影) 十勝の冬を彩る「第47回おびひろ氷まつり」(帯広のまつり推進委員会主催)は30日、2日目を迎えた。この日も好天に恵まれ、会場の緑ケ丘公園は開場と同時に多くの家族連れでにぎわった。 メーン会場南側のグリーンパークに設けられた「冒険の雪原」には帯広市の特別市民・特別嘱託職員としてばんえい十勝をPRしているばん馬「リッキー号」が登場。大人と子供計20人を乗せた遊覧そり(計約1.5トン)を引く同号の力強い姿に、子供たちは興奮していた。 いとこ同士でそりに乗った真実さん(7)と永遠(とわ)ちゃん(2)は馬が大好き。乗車後に同号の背中に乗って記念撮影し「リッキーは大きくて格好いい」と笑顔でVサイン。帯広青年会議所の氷まつり名物「回転そり」や雪像の滑り台には順番待ちの列ができ、子供たちが歓声を上げて楽しんだ。(関根弘貴)
帯広競馬場複合化にさまざまな意見が出た帯商観光文化委 利益出た場合、運営支援考えて 帯広商工会議所観光文化委員会(道吉見委員長)が27日に帯商で開かれ、帯広競馬場の複合施設化に関して商工業者の視点から活発な意見を交わした。 市商工観光部の鈴木新一部長、田中敬二まちづくり担当調整監が、複合化と観光交流拠点施設「とかちむら」の計画を説明。鈴木部長は「道東道開通に備え帯広空港の路線を守るためにも観光振興は重要」と語った。 出席した委員からは、出店者側へのロイヤルティーや競馬場との相乗効果に関し、「相当な税金を使う計画。利益が出たときは競馬場運営を支援する何かの形を考えては」との提案が出された。 競馬場正面出入口の構造なども論議され、ある委員は「観光客が1日1000人も来るのにバスなどが入りにくい」と指摘。市側は「正面(の構造)については現状では不安もあり検討している」と答えた。 国や道の補助金活用の可能性、競馬新聞の売り場の移動場所、4月の市長選後の対応などについても意見が出ていた。(安田義教)
1億7980万円に 3月下旬に最終提出 帯広市は28日、帯広競馬場複合施設化に関する事業予定者からの中間報告「とかちむら基本計画案」を明らかにした。概算工事費を2億3585万円(当初提案比1415万円減)に減額、市への補助希望額は1億7985万5000円(同2014万5000円減)、事業者負担額は5599万5000円(同599万5000円増)に修正した。事業者は3月下旬に最終報告書を提出する。 特別目的会社(SPC)「とかちむら」(国分裕正社長)が帯広競馬場の入場券売り場付近に、(1)産直市場(2)レストラン(3)物産館−の各ゾーンを整備する。7月の開業を目指している。 ゾーン別に3棟の木造平屋建てを整備。延べ床面積は1006.93平方メートル(当初提案比31.93平方メートル増)。シンプルなフラット屋根の箱形で、トップライトや煙突などで面白さを創出する。産直ゾーンには「産直デイリーマート」、レストランゾーンには十勝産食材を取り入れた「ファーマーズファミレス」(最大約40席)、屋台型小型飲食店を集積した「十勝テイクアウト&バル」を配置する。 年間買い上げ客数は延べ77万6322人(同21万8429人増)に上方修正。実数の年間想定来場客数は、買い上げ客の7割に相当する54万3425人とし、うち34万8982人を年間想定来場観光客数とした。 年間想定売上額は7億1520万円(同2億3160万円増)に設定。運営収入を年6384万円と見込み、5年間の支出は年5996万8000〜6064万円とした。収支差引は毎年黒字幅が拡大し、年間320万〜387万2000円とした。5年目の収支差引累計額は1768万円。 各店舗の休業日は「無休」か「週1休」に設定。雇用創出予定は89人(固定給14人、時間給75人)としている。(中津川甫)
帯広市議会産業経済委員会(北口孝志委員長)が28日午前10時に開かれ、帯広競馬場の複合施設化事業「観光交流拠点施設整備」について集中審議した。市側は事業予定者の特別目的会社(SPC)「とかちむら」への補助金を減額する代わりに地代を徴収せず、無料で転貸する方針に転換したことを明らかにした。
この場合、当初年間160万円程度見込めたSPCからの地代収入が無くなり、地代部分の一般財源支出(市民負担)が大きくなる。 鈴木新一商工観光部長は地代を取らない理由として、「公募段階で提案者から土地使用料をいただくという要件は示してなかった。提案者から提案に合わせて市に使用料を払いたいということだった。経営基盤をしっかりつくってもらう意味で、いただかないという判断になった」と説明。 多額の公費で建設する施設の所有権に関しては、「SPCは無償で市に譲渡することも考えている。契約の段階で5年後、譲渡を受けるのか受けないのか、市が選択できる形で契約や仕組みを考えたい」とした。 施設所有権を市に譲渡後、SPCが事業を継続した場合の施設使用料に関して、田中敬二まちづくり担当調整監は「SPCに負担してもらうことになる」とした。今後5年間の運営に対する補助は考えていないことも示した。いずれも小森唯永(新風21)、大塚徹(啓明会)両氏への答弁。 地代をめぐっては、市は公募段階の問い合わせに対し「土地利用料は原則事業者負担」と説明しており、同日の答弁との整合性が問われそうだ。(中津川甫)
「愛の言葉」も募集 苦境のばんえい 応援再開
売り上げ不振で苦境にあるばんえい十勝のきゅう舎関係者を励まそうと、東京在住の女性が全国のファンに呼び掛け、2月14日のバレンタインデーに重賞を除く「全11レースの個人協賛」と「ばんえい競馬きゅう舎関係者への愛の言葉募集」活動を展開している。「スケールの大きさ、温かさ、たくさんの魅力が詰まったばんえい競馬を多くの人に知ってもらいたい」と当日の協賛レース表彰式でのプレゼンテーター(参加無料)も募っている。締め切りは今月31日。 山内さんの呼び掛けで帯広競馬場に集まったファンが協賛レース表彰式で調教師に灯油も贈った(2007年12月) 「行動で元気づけたい」 企画しているのは東京在住の山内めぐみさん。山内さんは2007年4月から昨年3月まで、独自に製作したばんえい応援オリジナルフレーム切手をインターネットで販売、それを購入した全国のファンとともに2年間で計22回のレース協賛を行い、延べ130人が参加した。灯油代が高騰すると灯油、飼料代が高くなるとエンバクを副賞としてきゅう舎に贈り、表彰式のプレゼンテーターには地元の障害児も参加するなど、話題を呼ぶ試みでばんえい関係者を熱烈に応援してきた。 レース協賛活動は昨年春で一区切り付けていたが、全国のファンからの要望を受けバレンタインデー作戦を企画。(1)当日の重賞を除く全11レースを協賛(2)応援メッセージを冊子にして表彰式に副賞として騎手・調教師らに渡すとともに(3)表彰式のプレゼンテーターを集めることにした。 (1)の協賛金は1口1000円。(2)、(3)は参加無料。「ばんえい十勝の存続を願うファンの愛のある行動と言葉で、きゅう舎関係者を元気づけたい」と協力を呼び掛ける。参加申し込みはインターネットhttp://www.go-opengate.com/banba/gbok.html/で。 (横田光俊) |
