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ばんえい十勝は27日、大雨で走路の一部が冠水したため、第11、12レースを中止した。走路冠水による中止は、6月13日に全12レースを中止して以来今季2回目。
![]() 初の栄冠に向けゴールを目指すワタシハスゴイ ばんえい十勝は26日、3歳3冠レースの初戦「勝毎杯 第34回ばんえい大賞典」(BG3、3歳オープン別定)を行い、5番人気のワタシハスゴイ(牝、皆川公二調教師、藤本匠騎手)が重賞初制覇を遂げた。タイムは1分26秒2(馬場水分5.8%)。2着には4番人気のアアモンドヤマト(牡、尾ケ瀬富雄調教師、尾ケ瀬馨騎手)が入った。 善戦続き 0.6秒差の栄冠 3月のイレネー記念を制し世代トップに立ったキタノタイショウが出走を回避したことで、本命不在の大混戦となった。レースは各馬横一線のまま速いペースで展開。ワタシハスゴイと同じ皆川厩舎(きゅうしゃ)のワタシハキレイズキ(牝、鈴木恵介騎手)が最低ハンディを生かして真っ先に第2障害を越えた。ワタシハスゴイはアアモンドヤマトらと並んで2番手で障害を下りると、鋭い末脚でワタシハキレイズキをとらえ、2着にわずか0.6秒差で逃げ切った。 ![]() 3歳3冠の初戦をものにしたワタシハスゴイ。馬の右が皆川調教師、左が藤本騎手 藤本騎手は「ここ2戦は障害をスムーズに越えられるようになっていた。下りてからの脚はある馬なので、障害さえうまくまとめればチャンスはあると思っていた」と会心のレースを振り返った。また、これまで重賞4戦で2着3回、うち2回はこの日3着のウィナーミミの後塵(こうじん)を拝していただけに「ようやくお返しができた」と初の栄冠を喜んだ。 神経質で食が細いというワタシハスゴイは、10頭の中ではもっとも小柄な馬体。この日、コウドウフジと合わせて3頭出しで臨んだ皆川調教師も「今日はワタシハスゴイが来るとは思わなかった」と笑う。一方で「気性が激しいが実力はある馬。他の2頭と併せて今日の3頭が最終的にこの世代を背負って立つ存在になるよう育てたい」と力強く語った。(丹羽恭太)
三浦皇成、安藤勝己…ばんえいで腕前披露
ばんえい十勝開催中の帯広競馬場(帯広市西13南9)に8月3日午後、昨年JRA(日本中央競馬会)の新人年間最多勝記録を塗り替えた三浦皇成騎手ら9人の人気ジョッキーが来場。「JRAジョッキーDAY」として一日、ばんえい競馬を盛り上げる。 ばんえい競馬馬主協会(大野清二会長)、市、オッズパーク・ばんえい・マネジメント主催。同競馬を応援しようと2007年に始まったイベントで、今年は過去最多の9人のJRAトップジョッキーが顔をそろえる。 参加するのは三浦騎手のほか、日本ダービー2勝を含む重賞62勝の四位洋文騎手、08年度リーディング3位の安藤勝己騎手、岩田康誠騎手、勝浦正樹騎手、武幸四郎騎手、中舘英二騎手、藤田伸二騎手、松岡正海騎手。当日は各ジョッキーがばんえいのエキシビションレースを行うほか、トークショーやレース協賛などを予定している。 ◇ ◇ ◇ 同協会はJRAジョッキーDAY記念イベントとしてペア100組200人を同競馬場に招待し、「ばんえい十勝スタンプラリー抽選会」を開催する。また、スタンド南側でフリーマーケットを併催する。 スタンプラリーでは、場内各所に設置するクイズコーナーで問題に答えてスタンプを集めると、抽選でペア宿泊券やお米などのプレゼントをもれなくもらえる。フリーマーケットには市民らが衣服や雑貨などを出品する。同協会では「これまで競馬場に来たことがなかった人や子供たちにも遊びに来てもらいたい」と来場を呼び掛けている。 スタンプラリーの申し込みは電話のみ、先着順。受付は30、31日の午前9時半−午後5時。申し込み、問い合わせは同協会(0155・41・8818)へ。(丹羽恭太)
ばんえい十勝開催中の帯広競馬場(帯広市西13南9)で26日、「第59回勝毎花火大会」(8月13日、十勝川河川敷特設会場)の特別招待券などが当たる抽選会が行われる。
ばんえい十勝と十勝毎日新聞社のコラボ企画。この日は第7レース終了後(午後5時50分ごろ)に抽選会、メーンレースで「勝毎杯 第34回ばんえい大賞典」(同8時5分発走予定)を行う。 レース発走前の馬券2000円分以上を提示すると抽選が1回できる。有料席はすでに完売している。奮発して何度もチャレンジしてみよう!
ばんえい十勝は20日でナイター1カ月間が経過。開催39日間の累計発売額は予算比9.75%減、前年比11.73%減の27億3671万5600円で、計画を1割下回る厳しい状況が続いている。予算を超えた日は開幕から4日間しかなく、ナイター開催15日間ではわずか2日間にとどまった。厳しい経済状況で電話.ネット投票が伸び悩んでいるほか、雨天で集客も伸び悩んでいる。
1日平均の発売額は7017万2195円(前年7949万3769円)。帯広競馬場は7億5467万8000円(予算比12.29%減、前年比11.24%減)で計画を1割近く下回り苦戦している。 旭川や北見など道内6カ所の直営場外発売所は9億8814万3000円(同3.02%減、同11.34%減)。今年度移転リニューアールした旭川場外(旭川北彩都)は予算比10.39%減の4億610万1200円で、想定より厳しい状況に陥っている。今月4日に移転オープンした北見場外(ミントスポット北見)や釧路、苫小牧は計画をやや上回る額で推移している。 単独開催3年目で最も苦戦が顕著なのがネット・電話投票。累計発売額が6億2650万4600円(予算比13.72%減、前年比8.11%減)で、特にオッズパークの売上額が計画より約2割低い水準まで落ち込んでいる。 市ばんえい振興室は「ネットの落ち込みはオッズパーク.ばんえい・マネジメントと話しているがよく分かっていない。(全体の発売額の落ち込みは)景気と雨天が大きい」(合田隆司室長)と話している。 (中津川甫) |
