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社団法人ばんえい競馬馬主協会(大野清二会長)は今年度、マーケティングやイベント企画・運営などを手掛ける「ピー・ジー・エス」(本社札幌)の青山祐子代表をコーディネーターとして招聘(しょうへい)。帯広市や関係機関と連携して観光ツアー誘致や帯広競馬場でのイベントなどを実施し、ばんえい十勝の集客力やサービスの向上を目指す。同協会では「新しい風を入れることで、馬券売り上げの伸び悩みなどによる協会内部の閉塞(へいそく)感を打破したい」としている。
札幌のイベント会社代表を招聘 観光ツアーなど誘致へ 青山代表は国際花と緑の博覧会や長野オリンピックなど、各種イベント運営や施設運営業務に携わる。昨年は北海道洞爺湖サミットに合わせて開催された洞爺湖エコギャラリーの統括運営ディレクターを務めた。 同協会の依頼で2月にばんえい十勝を視察した青山代表は「馬との距離が近く、ライブ感がある。世界で唯一の競馬として、道内はもちろん全国、アジア圏からの集客も期待できる」と判断。同協会から同競馬の普及啓発事業を受託した。 ↑ 「ばんえい競馬の振興には市民の盛り上がりが不可欠」 と話す青山代表(帯広競馬場で) 青山代表は競馬に加え、パークゴルフやスイーツ、食、十勝川温泉などの観光メニューを組み合わせ、“十勝もり”のネーミングで旅行会社などにPRする。一方で、パークゴルフや競馬などそれぞれの場面で、地元住民が観光客をもてなす市民参加型の仕組み“十勝応援団”を結成する考え。「観光客誘致の前提として、受け地(十勝)のホスピタリティーを高めなければならない」と指摘する。 受け地整備の一環として、同社スタッフが帯広競馬場内の同協会に常勤し、競馬場を活用したイベントを実施する。イベントはレース開催日にこだわらず、競馬も含めた十勝もりをテーマとしたものとして競馬場の集客力を高める考え。青山代表は「イベントを通じて、市民自身に競馬をはじめ十勝の魅力を強く認識してもらいたい。そのことで十勝応援団が充実すれば、結果として観光客誘致につながる」としている。(丹羽恭太) |
