ばんえい競馬を見学する中国の旅行代理店関係者
十勝観光のモデルツアー検証
農業と食を中心に十勝の観光や地域振興を目指す「スローフードの大地・十勝コンソーシアム」(代表・林光繁十勝毎日新聞社会長)は20、21日、外国の富裕層をターゲットにした十勝観光のモデルツアー検証を行った。中国の旅行代理店関係者ら3人に清水町の十勝千年の森(ランラン・ファーム)などを見学してもらい、外国人の視点からアドバイスを受けた。
同コンソーシアムは十勝毎日新聞社、十勝バス、十勝支庁、電通北海道、十勝シーニックバイウェイで組織。国の「地方元気再生事業」に採択され、地域資源とスローライフ・フードのコンセプトを生かし、十勝での新たな観光産業の開拓・育成、新たな生活価値、観光形態の発信などを目指す。
モデルツアーは1泊2日の日程で行い、初日は札幌を出発して十勝千年の森、幸福駅、真鍋庭園、ばんえい競馬、六花亭を訪問。帯広市内で宿泊し、2日目は十勝川温泉で自然体験を楽しみ、池田ワイン城を見学した。日中のビジネスコンサルティングや旅行コーディネートなどを行う北海道チャイナワーク(札幌市)の郎旭輝さん(32)らが実際に体験した。
帯広競馬場ではオッズパークばんえいマネジメント(OPBM)の広報から、世界唯一のばんえい競馬の由来などについて説明を受け、馬券も購入した。
中国では富裕層の国外旅行が増加。郎さんは中国からの道内旅行者のニーズについて(1)大自然(2)おいしい食べ物(3)温泉−を挙げ、「十勝はすべてそろっていて素晴らしい。外国人、特にアジア圏の人に向けた案内表示が増えたらなおよい」と話していた。(高田敦史)