ばんえい十勝劇場
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  • 来年度のばんえい ナイター24日間増 [2/4]
  • 選定条件に認識のズレ ばんえい運営先変更 [2/3]
  • エンジュオウカン差し切る BG2 ヒロインズカップ [1/30]
  • ばんえい運営、旭川の企業に [1/25]
  • OPBM、ばんえい「撤退」で調整 [1/24]
  • カネサブラック最優秀馬に NARグランプリ [1/16]
  • 鈴木騎手3季連続200勝 [1/16]
  • 史上最高配当171万円 [1/16]
  • ファーストスター逆転勝利  [1/4]
  • ばんえい新人舘澤騎手お披露目 [1/4]
  • カネサブラック制覇 [1/3]
  • 1日から5日まで正月開催 餅つき大会も  [12/31]
  • ブラックボスが2冠目 ヤングチャンピオンシップ [12/31]
  • 4月14日から26開催153日間 [12/27]
  • ばんえい競馬に大分市長、感動 [12/26]
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     世界で最も大きい馬が重いそりを引いて走る、世界で唯一、北海道・十勝で開かれている「ばんえい競馬」の心ときめくドラマを紹介します。

     ばんえい競馬は、2006年秋に存続の危機に立たされましたが、馬を愛する全国の人々の大運動で、十勝での継続が決まりました。「全員参加」型で、新しい地方競馬の形が始まります。最高にかわいい馬たち、素晴らしい騎手・調教師・きゅう務員の皆さんの姿も、地元で最も多く読まれて いる十勝毎日新聞の力で、気持ちを込めてお送りします。

     ばんえい競馬の十勝を舞台にした劇場。競馬場に行って、ぜひ、あなたも登場人物になってください。

      競馬場ストーリー
    来年度のばんえい ナイター24日間増
    2012年2月4日(土) 13:43

    - 2012年2月4日十勝毎日新聞紙面より -

     ばんえい十勝は3日、来年度の開催日程を決めた。馬券売り上げが毎年低下する5月と10月の対策として、ナイター開催を今年度から24日間増やして5月12日〜10月29日までの75日間とする。開催日数は今年度より1日少ない153日間。

     開幕は4月14日、最終日は来年3月25日。ナイター開催は最終レースとその前のレースでインターネット販売が好調のため、大幅に日数を増やす。開催日は年末・年始などを除いて原則土・日・月曜日。来季の最終開催は来年3月22日から4日間の連続開催を初めて実施する。(横田光俊)

      競馬場ストーリー
    選定条件に認識のズレ ばんえい運営先変更
    2012年2月3日(金) 16:42



    - 2012年2月3日十勝毎日新聞紙面より -

     【東京】ばんえい競馬の運営受託会社「オッズパーク・ばんえい・マネジメント」(OPBM、本社帯広、加藤晋平社長)の会長で親会社ソフトバンク・プレイヤーズ(本社東京)の藤井宏明社長が2日、十勝毎日新聞社のインタビューに応じ、自ら撤退する意思がなかったことを強調した。この問題では、一般競争入札導入とともに、OPBMからの委託費の固定化要求が焦点だったとみられるが、市側が「固定化は赤字発生時に市費持ち出しとなる」と拒否姿勢を示していたのに対し、藤井社長は「市ばんえい競馬検討委員会の報告に沿ったものだ」と指摘した。

     撤退をめぐっては、OPBMの累積赤字(約1億8000万円)の存在を指摘する見方があるが、藤井社長は、「重荷ではない」と否定した。その一方で、入札方法、委託料の固定化問題で市と食い違いが続いたことを強調した。

     市が中長期的ビジョン策定のため設置した「市ばんえい競馬検討委員会(後藤健二委員長)」は、11月に運営方法・仕組みの見直しと透明性向上を求める報告書を提出していた。

     OPBMは昨年10月、検討委で出た「(委託先選定方法を)一般競争入札にしてはどうか」などの意見を踏まえ、市側に入札導入を提案。市は12月9日付で「競馬は特殊な業務。事前に受託可能な企業と十分な時間をかけて協議を行わなければ執行が困難」としていた。藤井社長は「検討委の考えに反する内容だ。民間が入札を提案して入札しない自治体はまずない。理解できない」と述べた。

     12月23日にはOPBMが市に対し、検討委で出た「委託料固定化が運営の健全化につながるのではないか」との意見を踏まえ、委託料の算定方式を売得金と必要経費の差を委託料とする変動式から過去の費用実績などを基準とした固定式への変更を要求。これも市は1月18日付で拒否した。藤井社長は「固定化すれば委託料が透明化する。ばんえい競馬特別会計が黒字になったとき、市に内部留保ができるような仕組みにも変えられる」と指摘した。

     市幹部は「委託費の固定化はリスクを負わないもので赤字発生時には市費の持ち出しとなるため認められない。(固定化が認められないなら、別の委託先検討をという)OPBMの申し入れの通りに新たな委託先を検討している」としている。市は既に旭川市の「コンピューター・ビジネス」に委託先を変更する方針を固めている。(関根弘貴)

      競馬場ストーリー
    エンジュオウカン差し切る BG2 ヒロインズカップ
    2012年1月30日(月) 14:03


    船山蔵人騎手の豪快な騎乗で後半に加速、逆転勝利したエンジュオウカン

    - 2012年1月30日十勝毎日新聞紙面より -

    6年目船山騎手が重賞初勝利
     ばんえい十勝は29日、最強牝馬決定戦の第22回ヒロインズカップ(BG2)を行い、2番人気のエンジュオウカン(11歳、久田守調教師、船山蔵人騎手、馬主は旭川市・細野俊秀さん、生産者は根室管内中標津町・延寿武好さん)が3番手で第2障害を降りてから大逆転で差し切り2006年、10年に続いて同レース3度目の女王に輝き、重賞通算7勝目を飾った。デビュー6年目の船山騎手(28)がうれしい重賞初勝利。タイムは2分15秒3(馬場水分2.5%)。1番人気のフクイズミ(同、松井浩文調教師、尾ケ瀬馨騎手)が後方から一気に追い上げてトップと0.6秒差の2位、積極的なレースを展開した6番人気のワタシハキレイズキ(6歳、皆川公二調教師、大口泰史騎手)が3着だった。

     第2障害まで3回の休みを刻み、(4)ワタシハキレイズキが先頭、共に後半の脚を誇る(9)エンジュオウカンは馬群の中ほど、(7)フクイズミは後方に付けた。第2障害を(4)、(5)アグリミズキが仕掛け、(4)、(5)、(9)の順にクリア。(9)は一気に追い上げてゴール前30メートルで(5)をとらえ、同10メートル手前で(4)を差し切りトップに。6番手で障害を降りた(7)が猛追撃してゴールに飛び込んだが(9)が押し切った。(横田光俊)

    気迫の猛追撃「忘れられない」船山騎手
     釧路管内浜中町出身。「馬の仕事をしたい」と子供の頃から夢に描き、ばんえい競馬の存続問題で揺れた2006年暮れに騎手に合格、新生競馬が始まった翌07年1月にデビューした船山蔵人(くらんど)騎手が重賞初制覇を遂げた。表彰式で久田守調教師とがっちり握手。ファンから「おめでとう」と声が飛んだ。インタビューに答えて同騎手は「一生忘れられないレース」と振り返った。

     久田調教師から「スタートで出遅れない。強気で行け」とアドバイスを受けていた。前走(8日)はスタートに失敗して10着。その反省から、前半は馬群の中ほどの好位置に着けてエンジュオウカンの障害力・後半の脚に懸けた。

     第2障害をワタシハキレイズキなど2頭が仕掛けたがやや手間取った。エンジュオウカンは高重量戦の重賞帯広記念(2日)でもひと腰で上げた実力を発揮して難なくクリアして追撃態勢に。サウスポー船山騎手の気迫がほとばしり、馬は一気に加速して前の2頭をごぼう抜きした。久田調教師は「うまく乗った。文句なし」と褒めたたえた。

     船山騎手は「自分のように勝ち数(通算144勝)の少ない騎手を乗せてくれた。自分が競馬場に来て厩務(きゅうむ)員になった年にデビューしたのがエンジュオウカン。(勝利の印象は)何とも言われない」と感激した。久田調教師は「(最高峰重賞の)ばんえい記念まで、お前に任せてやるからなと言ってある」と伸び盛りの若武者に期待を寄せた。

      競馬場ストーリー
    ばんえい運営、旭川の企業に
    2012年1月25日(水) 13:54


    運営委託先が変更されることになった、ばんえい競馬

    - 2012年1月25日十勝毎日新聞紙面より -

     帯広市は、ばんえい競馬の来年度の運営委託先について、旭川場外を運営する情報処理サービス業「コンピューター・ビジネス」(CB、旭川市、関仁社長)に変更する方針を固めた。現在委託しているオッズパーク・ばんえい・マネジメント(OPBM、帯広市、加藤晋平社長)との継続交渉が委託料などで折り合う見通しが立たないため。200人規模のOPBM従業員は、CBに引き継ぐ方向で調整する。

     市とOPBMは現在、委託継続をめぐり交渉中だが、来年度予算編成の期限が迫っていることから、時間切れで不調になる見通し。市はOPBMと交渉がまとまらない場合、ばんえい競馬の継続開催に支障を来す恐れがあるため、新たな委託先を模索していた。

     CBは2009年4月、旭川場外の現在地(旭川市南6条通20)移転に合わせ、OPBMから運営を委託されている。旭川電気軌道(旭川場外所有)の関連会社で1963年設立。道北管内最大手のソフト開発業者で、官公庁の業務のほか、競馬関連のソフトフェア開発も手掛ける。

     東京商工リサーチによると、資本金は1億2500万円。昨年3月期決算で1346万1000円の黒字を出している。関係者によると、旭川場外の運営などで実績が評価された。OPBMの従業員を引き継ぐことになれば、現在の委託業務のノウハウが生かされ、競馬開催をスムーズに継続できる。

     市はOPBMとの交渉を近く整理し、新たな委託先について正式決定する見込み。

    「決算開示」で信頼亀裂
     ばんえい競馬の運営委託先の変更は、主催する市とOPBM側の信頼関係の悪化を浮き彫りにした。0PBM側からは「帯広市の姿勢が非常に不満」などとの声が漏れる一方で、行政・議会、経済界、競馬関係者の間でOPBMに対する評価は低下していた。

     信頼関係に「異変」が生じた発端は2008年2月(単独開催1年目)の経営会議だった。出席者がOPBM側の赤字見通しに対する算出根拠をめぐり不明朗な会計の開示を求めたが、当時社長だった藤井宏明会長が「開示を求めるなら事業受託できない」と猛反発。しかし1年目は黒字を計上し、出席者の不信は「疑心」に変わった。

     市議会でも市のばんえい競馬財政調整基金(約5000万円)のほぼ全額を取り崩す際、決算の開示を再三要求。昨年5月に発足した市民検討委員会でも決算内容の開示を求める提言が報告書に盛り込まれた。

     OPBM幹部は「不当に評価されている」と漏らし、昨年10月末には藤井会長が米沢則寿市長に決算開示に対する苦言を伝えていた。市は継続開催のカギを握るOPBMの収支と、強まる決算開示の圧力に頭を悩ませていたのは事実だ。結局、この問題が両者の信頼関係に亀裂が入るきっかけとなった。

     ただ現在の委託内容は運営に関する黒字、赤字はOPBMで吸収し、市の財政負担が生じない仕組みは決して悪くはない。継続開催は可能でも、市民負担が生じないかどうかは不透明で、馬券発売が毎年前年割れする経営環境の中、市費を投入しないと説明してきた市の対応を注視していく必要がある。(中津川甫)

      競馬場ストーリー
    OPBM、ばんえい「撤退」で調整
    2012年1月24日(火) 13:26

    - 2012年1月24日十勝毎日新聞紙面より -

     ばんえい競馬の運営を受託している「オッズパーク・ばんえい・マネジメント」(OPBM、本社帯広、加藤晋平社長)が、今年度限りで撤退する可能性が強まっている。競馬主催者の帯広市との間で最終調整が進められている。交渉が折り合えば継続の余地も残されており、親会社の意向や赤字が続く経営環境を踏まえて近く判断する。

     市は市長査定の2月上旬をめどに、OPBMが撤退するか、委託を継続するかの交渉をまとめ、来年度の開催計画を決める。例年なら12月までに設けていた両者の記者会見が開かれておらず、継続合意が発表されていないことから、競馬関係者の間に不安の声が出ていた。

     関係者によると、OPBMは親会社のソフトバンク・プレイヤーズ(東京、藤井宏明社長)の判断も重視しており、近く対応が協議される見通し。市単独開催移行前の2006年12月、ソフトバンク・プレイヤーズは市と基本的枠組みに関する合意書を締結していることから、親会社の判断が事実上の最終決定となる。

     撤退となれば競馬の存廃にかかわるが、市は継続の意思を示し、さまざまな事態を想定して対応を検討しているもようだ。市が委託業務を見直し、新たな枠組みで継続開催を模索する案も浮上している。委託先が見つからなければ、市費を投入して運営する選択も残されている。

     ばんえい競馬の運営をめぐっては、昨年5月に継続開催に向けた市民検討委員会が発足。業務委託方法の見直し、市の主体性確保、OPBMの決算内容の公開を求めることなどを盛り込んだ提言書をまとめた。市は提言を基に、3年以上の中期運営ビジョンを作る意向を示していた。

     OPBMは07年2月に設立。運営の黒字や赤字を吸収し、市に財政負担をかけない形で参入した。開催1年目は黒字だったが、2年目以降は赤字、昨年3月末で累積1億7737万4000円(10年度分8287万5000円)の債務超過になっている。(中津川甫)


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