ばんえい十勝劇場
ばんえい十勝劇場
BANEI THEATER
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  • イレネー号 導入100年 [3/13]
  • あすライジングサン号引退式 [3/13]
  • ばん馬の美伝わる45点 能楽写真家・太田さん個展 [3/12]
  • 一瞬の輝き残したい 能楽カメラマン・太田宏昭さん ばん馬撮影 [3/9]
  • 「ばんえい廃止でも営業?」競馬場「とかちむら」出店説明会、質問相次ぐ [3/8]
  • 柳月スイートピアガーデン 帯広の松井さん個展 [3/8]
  • 存廃の瀬戸際、賛否を検証 [3/6]
  • アンケートに答えてお菓子もらおう! [3/4]
  • 軽トラ夕市中止へ 帯広競馬場  [3/4]
  • BG2チャンピオンカップ カネサブラックV 今季5勝目 [3/1]
  • 発売額 最高715万円に ばんえい5重勝 キャリーオーバー効果 [2/28]
  • 第42回ばんえい記念「プレミアムラウンジ」即日完売 [2/28]
  • あす公開予想大会 「ついてる奴に乗れっ!」  [2/27]
  • ばんえい再び存廃危機 「世界で唯一の資源生かせ」 [2/27]
  • 年末・正月開催拡充へ OPBM 新年度の日程決まる [2/26]
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     世界で最も大きい馬が重いそりを引いて走る、世界で唯一、北海道・十勝で開かれている「ばんえい競馬」の心ときめくドラマを紹介します。

     ばんえい競馬は、2006年秋に存続の危機に立たされましたが、馬を愛する全国の人々の大運動で、十勝での継続が決まりました。「全員参加」型で、新しい地方競馬の形が始まります。最高にかわいい馬たち、素晴らしい騎手・調教師・きゅう務員の皆さんの姿も、地元で最も多く読まれて いる十勝毎日新聞の力で、気持ちを込めてお送りします。

     ばんえい競馬の十勝を舞台にした劇場。競馬場に行って、ぜひ、あなたも登場人物になってください。

      競馬場ストーリー
    イレネー号 導入100年
    2010年3月13日(土) 14:15

    ばん馬改良の祖…受け継がれる血統

     体重1トン以上にもなる世界一の力持ちの馬「ばん馬」は、馬産王国・十勝を中心にした品種改良の努力の成果だ。その祖となる種馬イレネー(威烈寧)号がフランスから十勝に導入され今年で100年になる。気は優しくて大きくて力持ちの血統は、ばんえい十勝の名馬に受け継がれ、14日に帯広競馬場で開かれる最強新馬決定戦の重賞レース「第41回イレネー記念」出走予定の3歳馬の中にもイレネー号の優秀な子孫2頭がいる。


    帯広競馬場入り口に立つイレネー号の銅像。馬着をまとって記念重賞レースの日を待つ

    あす記念の重賞 優秀な子孫2頭も出走

     約10年前からホームページ「私設ばんえい競馬資料館」(http://homepage1.nifty.com/riki-midori/)を運営、ばん馬の血統を丹念に調べている札幌の団体職員(図書館司書)高野直樹さん(39)は「より優れた馬に改良されてきたのはこの100年間の十勝を中心にした人々の努力の成果。この優秀な血統は、競馬の存続で守っていかなければ」と強調する。

     イレネー号は1908年(明治41年)フランス生まれのペルシュロン種。10年(同43年)、日本に輸入され、同年開設の内閣馬政局管轄の「種馬牧場」(現在の家畜改良センター十勝牧場・音更町)で種馬になった。当時としては大きな馬で人々の目を引いた。18年間もの長い間の種付けで597頭の産駒を出し、明治−大正−昭和に子孫が繁栄した偉大な種牡馬だ。


    イレネー号の優秀な子孫で記念重賞に出走予定のホクショウバトル号

     高野さんの調査によると、イレネー号の血統を継ぐばんえい十勝の名馬は、初の1億円馬で史上最強のキンタロー号(77〜92年)、現役オープン馬ではトモエパワー号(牡10歳)、フクイズミ号(牝9歳)がスターホースとして活躍、今回のイレネー記念にもホクショウバトル号(牡3歳)、テンマデトドケ号(同)が出走予定だ。

     高野さんは「もし競馬がなくなればこの血統も途絶える」と存続を訴え、携帯電話サイト「かちモバ」で予想を担当する小寺雄司さんも「この20年ほどの間で、ばんえい競馬も血統が重視されるようになった。新生競馬で帯広1カ所の開催になってから、スピード性重視の馬作りが求められ、さらに血統が大事になっている」と改良を重ねる生産者・競馬関係者の努力に注目している。(横田光俊)

      競馬場ストーリー
    あすライジングサン号引退式
    2010年3月13日(土) 13:55

     ばんえい十勝は14日午後3時20分ごろから、帯広競馬場パドック付近で今季引退の競走馬ライジングサン号(牡11歳、西邑春男きゅう舎)のセレモニーを行う。

     同号は帯広産駒(生産者は帯広・佐々木啓文さん)で2001年5月デビュー、通算成績は241戦29勝。引退式ではファンからの花束・プレゼント授与、記念撮影などを行う。

      競馬場ストーリー
    ばん馬の美伝わる45点 能楽写真家・太田さん個展
    2010年3月12日(金) 15:05


    ばん馬の美しさが光る写真と太田さん

     能楽写真家・太田宏昭さんの写真展「ばんえい競馬・光と砂」が11日、都内のキヤノンギャラリー銀座で始まり、ばん馬の美しさが伝わる45点が来場者を魅了している。17日まで。

     太田さんは能楽写真家協会会員で、2007年1月から帯広競馬場でばんえい競馬の撮影に取り組んでいる。

     激しい雪に負けず障害を越えレースの厳しさや美しさを感じさせる馬、心を通い合わせるかのように向き合う馬ときゅう務員、躍動感あふれる跳躍を披露する馬の写真などが目を引く。太田さんは「レース当日はテンションが高いが、普段のばん馬は穏やかで優しい。表情や色に多様性があり、個性が出る。今後も違う表現の仕方で撮り続けていきたい」と話している。

     写真展は札幌(4月1日〜13日)と大阪(5月13日〜19日)でも順次開かれ、終了後に写真はきゅう舎関係者に寄贈する予定。(池谷智仁)

      競馬場ストーリー
    一瞬の輝き残したい 能楽カメラマン・太田宏昭さん ばん馬撮影
    2010年3月9日(火) 14:50

    馬名刻み作品に 全国3カ所移動展

     能楽写真の有名写真家で、ばんえい競馬の取材を3年間続けてきた太田宏昭さん(東京在住)が11日からキヤノンギャラリー銀座(東京)を皮切りに、札幌、梅田(大阪)の同ギャラリーで写真展「ばんえい競馬・光と砂」を開く。従来のばんえい写真の「迫力」「力強さ」のイメージから離れ、日本の美を追求してきた太田さんの作品は「ばん馬の命の一瞬の輝きを永遠に残したい」という思いから、短い命を燃焼させる馬の美しさ、深い表情が際立つ。一頭一頭の名前を記した作品は、3カ所の写真展終了後、帯広に運ばれてきゅう舎関係者に寄贈される予定だ。


    帯広競馬場で撮影する太田宏昭さん

     太田さんは大阪芸大卒。能楽写真家協会会員で、2001年にリトアニアで能楽写真展「道成寺」を開くなど日本伝統の美を描く写真家として雑誌などで活躍。帯広競馬場には、4市共同開催時代の07年1月から通い続け、新生競馬も含めて計8回、各3日間ずつの撮影に訪れた。

     太田さんの撮影は、写した馬の名前をその場できゅう務員に聞き、カメラの写真データに声で録音しながら行う。「出会った馬、一頭一頭の名前にこだわった」と、ばん馬のまなざしを見詰めた。

     出来上がった作品42点は能の舞台を思わせる。白いたてがみに深い表情のユメノキング号(本別町産駒、08年競走馬登録抹消)、パドックで高く跳ね上がるボンバイエ号(芽室町同、09年同)、牝馬のかわいらしさが輝くトカチマドンナ号(本別町同、08年同)など、今は競馬場から消えた馬の姿も数多くとらえた。

    終了後に寄贈も

     写真展は▼キヤノンギャラリー銀座(東京都中央区銀座3ノ9、3月11〜17日)▼同札幌(札幌市中央区北3西4、4月1〜13日)▼同梅田(大阪市北区梅田3ノ3、5月13〜19日)で開催。終了後は「ばんえいきゅう舎の皆さんに見てもらう機会を設け、その場で持ち帰ってもらうようにしたい」(太田さん)と地元関係者と準備を進めている。(横田光俊)


    出店希望者に説明する国分社長(左)らSPCの関係者

    事業会社「市側は5年確約」

     帯広競馬場の複合施設化(観光交流拠点施設)で、事業予定者のSPC(特別目的会社)「とかちむら」(国分裕正社長)による出店希望者への説明会が7日午後2時、帯広市のとかちプラザで開かれた。契約期間中(5年)にばんえい競馬が廃止となった場合の対応について説明を求める声が相次ぎ、SPC側は「市側から5年は営業できるとの確約を得ている。市との約束を信用してやっていく」と答えた。

     市はSPCとの間で5年契約を結ぶ予定だが、競馬場を所有する十勝農協連は2月の理事会で、市との競馬場敷地の賃貸契約は競馬が存続していることが条件とする認識を確認している。

     説明会には農業者や飲食店経営者ら約130人が出席。事業者側は「十勝産」を主体とした産直、飲食、物販など3ゾーンに分けた施設概要、出店ブース数、費用負担などを説明、国分社長は「十勝の良さを凝縮した集大成を作り、市民、観光客に喜ばれる施設にしたい」と述べた。

     質疑応答では競馬存廃との兼ね合いのほか、「十勝産」の定義を明確にするべきとの指摘も出された。ある出席者は「競馬存廃との兼ね合いが不明確では不安を助長するだけ。計画を遅らせてでも内容を十分に練るべき」と話していた。

     SPCは同日から出店の応募受付を開始。17日に締め切り、選考を経て4月上旬に出店者を決定、7月の開業を目指している。(高田敦史)


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