2007年6月25日(月)
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かちまいWEB版




「“最後のごみ箱”だった」
ミート社と以前取引の管内業者

牛ミンチ偽装
波紋拡大…続く商品撤去


 苫小牧市の食品加工製造卸会社「ミートホープ」(以下ミート社)の牛ミンチ偽装は、道警が24日、不正競争防止法違反容疑で同社などの強制捜査に着手、一気に刑事事件に発展した。波紋は食品関連業界を中心に、十勝管内にも広がっている。そうした中、ミート社と以前に取引があった管内の業者は「ミート社はくず肉(処分品)を全部引き取るので、“最後のごみ箱”と言われていた」と証言、「今でも偽装をやっていたとは」とあきれ返っている。

 この業者によると、取引は10年ほど前まで続いた。取引の期間はバブル期と重なった時期もあり、業者は大量仕入れの半面、くず肉などの廃棄処分品も大量に出ていた。この処分品の買い取りを一手に引き受けていたのがミート社だった。

 「道内ではミート社の独り舞台。廃棄物を適正に処理するにはコストが掛かる。これを1キロ数十円単位の安価で全部引き取っていた。他の業者にはまねができないことだった」と話し、業界では同社を「最後の投げ場(ごみ箱)」と呼び、利用していたという。

 このため、偽装疑惑は以前からささやかれていた。今回の偽装が明るみに出たことに、この業者は「腐った肉でも引き取っていた。今までよくやって来られたなという印象。今回発覚しなければ、さらにそれ以上やっていたのでは」とする。

 一方、この事件でダイイチ帯広東店(東5南11、藤原淳店長)では新たに、ミート社の出荷品を使ったハインツ社の「ケチャップミートフライ」を撤去。スーパーオーケーセンター音更店(音更町木野大通西11、橋本幸積店長)でも、ミート社製品を利用したJT関連の冷凍加工食品数品目を撤去した。

 橋本店長は「雪印問題の反省が全く生かされていない。食べ物にかかわる偽装があると、他の商品にまで影響する」と憤っている。

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