2007年2月25日(日)
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かちまいWEB版

ばんえい競馬のドキュメンタリー映画を制作している島野貴之さん




ばんえいドキュメント映画制作
早稲田大学川口芸術学校 島野貴之さん

「ばんえい記念前夜祭」で上映
「素晴らしさ 多くの人に」


 早稲田大学川口芸術学校(埼玉県)3年の島野貴之さん(22)が、ばんえい競馬を題材にしたドキュメンタリー映画を制作している。同映画は3月24日午後6時半から、帯広市内のとかちプラザ(西4南13)で開かれる「ばんえい記念前夜祭 家族で楽しめるファン感謝祭」(ばんえい競馬を存続させる有志の会主催)で上映される。同1日に帯広入りし、帯広競馬場で撮影を行う島野さんは「多くの人にばんえい競馬の素晴らしさをアピールする映画にしたい」と意気込んでいる。(松村智裕)

映画の題材となったミサイルテンリュウ
 島野さんは東京出身。高校時代からスポーツの観点でばんえい競馬に興味を持ち、卒業制作映画を同競馬で作ることを決意。昨年8月に岩見沢競馬場で20日間撮影し、強豪馬ミサイルテンリュウにスポットを当てた「人馬一体 ミサイルテンリュウ 砂地の頂へ」(約25分)を完成させた。

 2月の卒業制作発表会で上映し、一般来場者から「ばんえい競馬のことがよく分かった」と大きな反響が寄せられた。さらに、「冬の帯広の映像も盛り込みたい」と作品の質を高めるため、再び競馬場へ足を運ぶことを決めた。

 島野さんや同校後輩ら3人は3月1日から8日まで帯広に滞在。4日に帯広競馬場で行われる「チャンピオンカップ」を中心に撮影を進め、現在の映像を5−10分延長する。

 昨年8月には騎手や調教師、厩務(きゅうむ)員が親切に取材対応してくれたという。「もう一度ミサイルテンリュウや競馬に携わる人たちに会いたくなった。映画を通してばんえいの迫力や力強さ、来場者の声などの臨場感を伝えたい」と力を込める。

 3月24日の上映に加え、「要望があればぜひ作品を上映したい」と活用を望む。4月から早稲田大学に編入する島野さんは、今秋の京都国際学生映画祭への出品を検討しているほか、「英訳してくれる人がいれば、ヨーロッパなどでも上映したい」と、海外に「BANEI」の魅力を伝えることも夢見ている。

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