2006年7月25日(火)
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かちまいWEB版

調べ学習に利用できるよう新聞スクラップをつくる高橋さん(清水高) 生徒と協力して学校図書館の充実を図る小松さん(帯大谷高)




学校図書館充実を全国大会で発表へ
学図研十勝ブロック発足3年…

校内協力態勢目指します
代表の高橋さん 資料提供や指導方法を
大谷高の小松さん 生徒の活動を

 学校図書館の充実に向け、学校図書館問題研究会(学図研)道支部十勝ブロック(代表・高橋理奈清水高実習助手、会員8人)が活動を進めている。発足3年目で会員は倍増した。8月に開かれる全国規模の大会で会員2人が事例発表し、課題と位置づける学校内の協力態勢構築を模索する。(池谷智仁)

 学図研は学校図書館を研究する司書らが個人加盟する全国組織。十勝ブロックは2004年に4人で設立、学校図書館法で規定する「教育課程の展開に寄与」を目指して学習会を開き、情報交換を続けている。

 帯広大谷高の図書担当、小松早恵子さん(50)は8月3日から長野市で開かれる学図研全国大会で「生徒とともにつくる学校図書館」と題して話題提供。生徒同士で魅力を伝え合うことを目的に、図書局と図書委員中心で進める館内展示や図書選定、広報活動などを紹介する。

 8月9日から福島県郡山市で開かれる全国学校図書館研究大会(全国学校図書館協議会など主催)では、同ブロック代表の高橋さん(37)が学校司書の活動について発表。課題研究での資料提供や指導方法、公共図書館との連携などを報告する。

 2人が課題と認識するのは、教職員の協力態勢。一般的に、学校司書は個人職種と見られがちで関心が薄いという。校内理解がなければ授業でも活用されず、学校図書館の活性化も難しい状況だ。

 「書籍で裏付けするなど情報の見極めにも図書館は重要で、身近に感じることが社会に出たときに大切」と小松さん。少子化や環境、政治など80項目の新聞スクラップを図書館に用意する高橋さんは「司書からできることを提案し、教職員との距離を縮めていきたい。生徒の読む自由を保障し、知らない世界と出合える本の魅力を伝えたい」とし、全国大会での議論の深まりを期待している。

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