2005年2月28日(月)
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上士幌で癒やされたい
スギ花粉疎開 大反響

定員10人に276人応募
国内外から高い注目
「都市部交流の弾みに」


 【上士幌】町が企画している「スギ花粉症疎開モニターツアー」への申し込みが25日に締め切られ、定員(10人)の28倍に迫る276人から応募があった。今季は過去最大規模の花粉飛散量が予想される中での大反響に、募集した町企画課は「改めてスギ花粉から逃れたいとするニーズが高いことを裏付ける結果」と、確かな手応えを感じている。(高田敦史)

 募集期間は今月9日から25日までの17日間。ツアー内容は1月27日から町のホームページで公開したが、締め切り日までの約1カ月間に、年間の約3割分に当たる1万5000件以上のアクセスがあった。

 応募者の男女比は7対3で女性が多く、居住地は6割が関東地区、2割が近畿地区だった。18歳以上限定で募集したため、年齢構成は20代が20%、30代が40%、40、50代が15%ずつ。町は今後、事前アンケートの内容などを精査し、参加者10人を選考する。

 ツアーは、同町が道内で唯一採択された総務省「地域再生マネージャー」事業の一環。名称は「スギ花粉リトリートツアー」で、リトリートとは「隠棲(いんせい)の地」の意味。

 今回は次年度以降の長期滞在プログラムのニーズ調査が主目的で、3月23日から4泊5日で糠平温泉街に滞在。温泉や森林浴、健康にいい料理などの「癒やしのプログラム」と、免疫学者らによる体質改善講義、血液検査などを実施する。

 また、このツアーへのマスコミの注目度も高く、これまでに新聞やテレビ、雑誌などから約50件の取材があった。海外メディアからの問い合わせもあったという。

 国内外からも高い注目が寄せられる中、竹中貢町長は「都市部との交流をいかに起こすかにわが町の地域再生の軸足があり、スギ花粉はそのきっかけ。これを機に、素晴らしい景観やクリーンな農業の付加価値を高め、さらなる交流の弾みとしたい」と決意を新たにしている。
 

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