2004年12月12日(日)
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かちまいWEB版


踊り手、オーケストラ、合唱が一体となった見事な舞台を披露した
市民バレエ「くるみ割り人形」(折原徹也撮影)



夢の世界”華麗な舞
初の市民バレエ「くるみ割り人形」公演

総勢700人の力を結集

 生のオーケストラとコーラス、バレエが共演した帯広初の市民バレエ公演「くるみ割り人形」(同実行委、帯広市文化スポーツ振興財団など主催。同財団設立20周年記念事業)が11日午後6時から、帯広市民文化ホールで開かれた。十勝の踊り手218人が出演し1年がかりで作り上げた舞台。1日目の公演は華麗な踊りと壮大な音楽が、同ホールを満員に埋めた観客を魅了した。(犬飼裕一)

 「自分たちの手で市民バレエを」というバレエ関係者の声を受けて、昨年5月に十勝のバレエ指導者で組織する「ティアラの会」(本江憲子会長)が発足。昨年12月のオーディションを経て、各バレエ教室の指導者や、演出・振り付けを担当する篠原聖一氏(東京)のアドバイスを受け、出演者は本番に向けて70回に上る練習を重ねてきた。

 同公演には管内13のバレエ教室の小学校3年生以上の踊り手、帯広交響楽団、帯広三条高校合唱部、衣装製作などのボランティアを含め、総勢約700人が参加した。

 チャイコフスキーの名作「くるみ割り人形」はクリスマスパーティーを舞台に、主役の女の子「クララ」が星の世界やお菓子の国に招かれる、夢いっぱいの物語。

 公演では場面ごとに色とりどりの衣装を着た踊り手が、華麗な踊りを披露。迫力あふれるオーケストラの演奏、帯広三条高校合唱部の繊細な歌声が一体となった素晴らしい舞台を見せ、会場に詰め掛けた大勢の子供たちを“夢の世界”へ誘った。

 本格的な踊りは、会場から高い評価を受け、出演者全員が再登場したカーテンコールではいつまでも大きな拍手が送られていた。2回目の公演は12日午後3時から行われた。

あふれる感動−出演者ら一言

練習の成果出せた
 ■主役のクララ・ホップキンズ聖羅さん(芽室中2年) 演技と踊りの両方の場面で練習の成果を出すことができて良かった。疲れたけどすごく楽しかったので、またやってみたい。

バレエ人生の財産
 ■主役の金平糖の精・本江由佳さん(帯広、クラシックバレエダンサー) 皆さんのサポートのおかげで幸せに踊ることができた。私のバレエ人生の中でも最大の財産になったと思う。

頑張った子供たち
 ■ドロッセルマイヤー役・篠原聖一さん(東京、演出・振り付け担当) リハーサルでは緊張していたようだが、子供たちは本番に強い。みんな生き生きとした表情でよく頑張ったと思う。

役割が果たせた
 ■帯広交響楽団・江原功さん(東京、指揮者) すごくよい公演だった。踊り手の調子に合わせて演奏するという生オーケストラの役割が果たせてよかった。

満足できる合唱に
 ■帯広三条高校合唱部・豊田端吾さん(芽室、同部顧問) 3年生が引退し、1、2年生が経験する初めての大舞台だったが、お客さんに満足してもらえる合唱になったと思う。
 

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