2002年9月9日(月)
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かちまいWEB版

クマが牛の親子襲う
土に埋められた跡も
 
芽室・渋山の放牧地
 【芽室】7日午後2時ごろ、小川牧場(芽室町上芽室基線5、小川敬信社長)が所有する同町内渋山の放牧地で肉用牛の親子がクマに襲われ、親牛が土に埋められた跡が見つかった。地元の猟友会などが警戒に当たっている。

 牧場関係者によると、1週間ほど前に牛が1頭少ないことに気づき従業員などが周辺を探していたところ、6日午後1時半ごろ、牧場東側の林で子グマ2頭と親グマを発見、クマの親子はその場から逃げた。

 7日になって、側溝で腹の辺りがちぎられた子牛を発見。さらに、6日にクマを目撃した場所の近くで親牛が埋められているのを見つけた。

 親牛の体重は500キロ以上あったとみられる。牧場から70−80メートルほどササが倒れ、引きずった跡があった。親牛は半分ほどが食べられたようで、残りに周辺の土を寄せて上に盛り上げていた。

 牧場は農村地域にあり、農家が点在。埋められている場所から最も近い民家までは500メートルほど。周辺では毎年、夏の終わりごろから秋にかけてクマのふんや足跡、デントコーン、ビートの食害がある。

 牧場関係者は「1カ月ほど前から近くの畑にクマの足跡があった。何十年と牛を飼っているが、この辺で牛が襲われたのは初めて。怖くて牧場に近寄れない」と話していた。(平田幸嗣)

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