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十勝毎日新聞社
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Obihiro Tokachi Hokkaido Japan
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激戦BMW 1・2独占
2008年07月22日
 【更別】耐久自動車レースの第15回十勝24時間レース(スーパー耐久シリーズ2008第4戦・GTスペシャルステージ)は21日午後3時に十勝インターナショナルスピードウェイ(TIS)でゴールを迎えた。開始直後から続いた3台によるトップ争いは終盤にBMW勢2台に絞られ、最終盤に歴史的な壮絶バトルの接戦を演じた末、最終周で(50)PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(ドライバーはファリーク・ハイルマン、柳田真孝、片岡龍也)が(28)同をかわして、2位に0.638秒差の637周で総合優勝を飾った。同一チームによる総合1・2位は大会初の快挙。総合3位は1周差で(1)ENDLESS ADVAN Zだった。エコタイヤと十勝産E3(バイオエタノール3%混合)燃料使用で近藤真彦らが運転の(24)ヨコハマecoMOTION Zsatoは同4位(611周)と大健闘。(35)MOTUL NISMO GT−Rは同21位(546周)。地元勢・十勝オフィシャルネットワークの(75)北斗病院JPAX☆SAT☆EGは26位(クラス2位、517周)と4年連続の完走を果たした。
(横田光俊、丹羽恭太、加藤和由カメラマン)


エコ車 戦い互角
環境との融合 歴史的一歩


 15回目を迎えた十勝24時間レースは、史上まれに見る激戦となった。28台と昨年よりも参加台数は減少したものの、環境とモータースポーツの融合という新しいテーマに基づいてエコレーシングタイヤとバイオ燃料使用の(24)が登場。通常のタイヤや燃料を用いるライバルと互角に戦い、総合4位の好成績を収めたが、この戦いぶりも歴史的にも大きな一歩となった。

 スーパー耐久シリーズを戦うチーム同士の接戦は、実にチェッカーまで24時間の長い時間、ひとときも気を抜けなかった。総合争いはペトロナスのBMW勢(50)と(28)が常にリードしたが、フェアレディZの(1)も最後まで2台に食らいついた。最終ラップまで(50)と(28)はテール・トゥ・ノーズ(前後の車の接近戦)の熱戦となり、24時間を走り切っての差が史上最少の結果となった。

 ST2クラス((37)が優勝)はランサー同士の戦いとなったが、トラブルが少ないチームが表彰台を独占。今季デビューしたエボリューションXが苦戦を強いられた一方、熟成したエボリューション9勢が上位に名を連ねた。

 ST3クラス((27)が優勝)はスーパー耐久のこれまでのシリーズ戦同様にBMWとフェアレディZが接戦を展開。今季3連勝しているZに対して、シリーズ後半に向けてBMWが逆転の機会を狙い、見事に十勝2連勝を決めてシリーズ争いの行方を面白くしてくれる結果に。このクラスも最後までほぼ同一周回での戦いとなり、トップ争いがファンを大いに楽しませた。

 ST4クラスはシビック対インテグラの熱戦。今季速さを見せ続けてきたインテグラだったが、パワーステアリングのトラブルで長いピットストップを強いられたことが勝敗を分け、シビックタイプRの(76)が昨年に続いて十勝を制してベースモデルの高い性能を見せつけた。このほか、話題の新型GT−Rも無事に完走。こちらも市販モデルの性能を充分に発揮した。

 速さ、信頼性、チームの総合力が試される大舞台、それが十勝24時間レースであることを改めて実証した今回の大会。自動車の進化はモータースポーツが大きな役割を担っていることも再認識させられた記念すべき1戦だった。
(モータースポーツジャーナリスト、斉藤武浩=帯広出身)


来年も優勝を
 総合優勝(50)PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPEの3人のドライバーの話
 チームでワンツーフィニッシュを飾れて良かった(ファリーク・ハイルマン)、ドライバーを含めてトラブルないように走り切れた。3台のトップ争いが素晴らしかった。それを勝ててうれしい(柳田真孝)、昨年の大会も(トヨタのハイブリッド車で)総合優勝できた。十勝は縁が深い所だ。来年もここに来て優勝できるようにしたい(片岡龍也)

応援に感謝
 総合4位、EC2クラス優勝の(24)ヨコハマecoMOTION Zsato、近藤真彦の話
 日本で唯一の24時間レースを大切に思っている。いつまでも出たい、参加したい。もっと北海道のチームも参加してほしい。コーナーでのファンの応援がよく見えた。来年も頑張りたい。

最後飾れた
 ST2クラス優勝(総合5位)(37)シーケンシャル エンドレス アドバン ランサーのドライバーで今季現役引退する砂子塾長の話
 みんな、お疲れさま。思えば願いはかなうものだ。ようやく最後を飾れた。自分がいなくなっても、十勝24時間レースが10年、20年と続くことを願う。
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