十勝毎日新聞社ニュース
写真で復興支援 セミナー講師に
帯広市内の写真店フォトプラザ910(西3南23)社長の工藤正志さん(57)が、22日に仙台市で開かれるセミナー「2012年東北復興催 東北に一枚の写真から元気を!笑顔を!」に講師として参加する。「写真が被災者の生きがいづくりになるよう一役を担いたい」と自店の取り組みを紹介し、写真の持つ意義や役割を訴える。

仙台市での写真セミナーの講師に招かれる工藤さん
同セミナーは仙台市の写真店「東北アサヌマ」が主催し、県内の写真小売店などを対象に開く。昨年3月の東日本大震災で、がれきの中からアルバムを探す被災者がいるなど、写真がかけがえのない存在として改めて認識された。顧客に笑顔と勇気を取り戻してもらうため、写真店の役割を考えようと企画した。
工藤さんはカメラなどの物販だけでなく、「フォトクラブ昴」などサークルや写真教室で写真愛好者を指導。撮影旅行、写真集の発刊のほか、店内にギャラリーを併設する独自の取り組みが、業界内からも注目され講師を依頼された。
工藤さんは「まだまだやれる!写真店」をテーマに1時間半講演する。工藤さんは「写真はそれぞれのテーマに合ったものを写す自分史。多くの人が元気になる1つの手段でもある。物事の重要な記録性も持つ役割も説明したい」と語る。
写真業界では量販店の進出で街の写真屋さんがさまざまな顧客サービスを展開して生き残りを図っているのが現状。工藤さんは自店の取り組みを通して小売店ならではの差別化戦術や経営手法も講演で触れていく考え。「ソフト面から復興に役立てば。そのお手伝いをさせてもらえて光栄だ」と意欲を見せる。




